受注の採算計算について解説してみました。ここで大事な点は1個受注を受けて生産した場合、コストは追加的にいくら増えるのかという点です。
コストのうち、固定費は追加的に生産をしても増えません。そのため、短期的な採算を重視するなら変動費をカバーできる受注金額であれば受注を受けるという考え方もあるというお話をしてみました。
原価計算や原価管理を行う上で難しいのは固定費と間接費です。間接費は製品の生産量とは比例することなく、発生し、ここの製品原価に紐付けられない費用です。そうした間接費の製品原価の配分の難しさについて解説してみました。