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購買計画業務の「攻め」の視点

購買コストの削減

 購買コストの削減方法には次のような方法があります。
 (1)全社一括購買
 (2)製品の部品点数の削減
  設計の見直しも起こります。
 (3)製品のコストを削減するような設計
  ・設計部門が製品単価を意識した設計
   設計部門が作成した設計図に基づいた部品表(BOM)が作成され、同時に部品表には製品価格も計算表示される。
  ・製造現場が作りやすい設計
 (4)検品の廃止など購買付随業務の見直し、削減
 (5)包括的購買契約に基づき単価の引き下げ
 (6)EDIの利用

全社一括購買

 (1)全社一括購買が行えるためにはどの事業部・子会社がどんな原材料や部品などをどこから、どれくらいの頻度で、どのくらいの量を、いくらで買っているかを把握する必要があります。
 それが把握できるためには品目コードや取引先コードがグループ内で統一されている必要があります。
  コードの統一と絡んで部品表記の統一も必要となります。

 (2)全社ベースでの購買システムが構築できれば、購買金額のランキング順に上位10社がどこかを容易に発見することが可能となり、営業またはトップ交渉などにより購買単価の引き下げを行えばいいでしょう。

EDI(電子データ交換)・インターネット購買

 コンピュータを小売りとメーカーが接続することにより、発注書や請求書もコンピュータで送ることができます。
 その結果、伝票用紙代、伝票の郵送代、伝票処理に必要な時間と手間、発注や納品の人為的ミス、保管の手間などを削減することができます。