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購買計画業務の概要

購買計画

(1)購買計画の必要性
 最適な量と最適なタイミングでの購買を行うためには、生産計画、販売計画、さらに原材料等の在庫数量などに基づいた購買計画を立て、それに従って購買を行っていく必要があります。

(2)購買計画作成のポイント
 継続的かつ安定的な購買先を確保した上で、購買コストの削減を織り込んで購買計画を作成していきます。

(3)購買計画作成の留意点
 ただし、購買コスト削減だけを目標としますと、粗悪品を購入してしまい品質不良の基因となり、却って大きな損失となることもありますので留意する必要があります。

購買先

(1)購買先の複数確保
 安定的な購買を進めるには、長期的な購買計画に基づいて継続的に原材料を供給できる購買先を複数確保しておかなければなりません。
 供給先を1カ所とすると、災害や天候不順、事故などにより、計画通りの原材料の確保が不可能となるリスクが高くなります。

(2)購買先の選定
 購買担当者とは別の部署が、複数の購買先から見積もりを取って、品質と安定的供給の能力のあることを条件に購買先を選定し、購買条件を決定しなければなりません。
  購買先の選定や購買条件の決定を購買担当者が直接担当すると、キックバックやリベート受取など、不正の温床となりやすいので注意しなければなりません。

購買量の予測

 購買計画作成のためには精度の高い需要予測と在庫予測が求められます。
 また、原材料の発注であれば製品の部品表(BOM)から必要部材の量を自動計算し、発注量を計算すべきです。

購買計画作成の留意点

 ・ロット丸めなどの処理にも注意が必要です。ごくわずかな所要のために大ロットの発注が行われ、余分なモノを大量に発注してしまう、といった事態は避けるようにすべきです。