《無料相談受付中》
  • TEL
    03-3803-5724
  • FAX
    03-6869-1564

受注業務の「守り」の視点

<受注業務の管理の守りの視点>

受注業務のリスク

 (1)在庫がないにも係わらず注文を受けてしまうリスク
 (2)与信限度を超えた注文を受けてしまうリスク
 (3)得意先から注文を受けた品物の種類、数量等を取り違えて、適切な商品の納入がなされないリスク
 (4)得意先から注文書を入手したにもかかわらず、受注が取り消されてしまうリスク(正式な契約書を交わしていないなどの理由)

受注業務における統制活動 

(1)照合手続
 例:注文データと、与信データならびに在庫データとの照合

(2)証跡の確保
 ・得意先から発注書を必ず入手する
 ・電話による受注の場合、受注請書を発行して得意先の確認を取る
(3)受注残の管理
 受注残を管理することで出荷漏れを防止します。
受注残は有価証券報告書の「生産、受注及び販売の状況」の記載データとなりますので、「財務報告に重要な影響を及ぼす開示事項等」として財務報告に係る内部統制の範囲に含まれることになります。