Excelのデータテーブルとは2つの変数がいくつかの値を取るときにその2つの値の組み合わせを一覧表で一瞬に表示してくれるツールです。
例えば下図のように赤字を出している企業のCVP型PL&CFがあります。この赤字を脱するために考えた手立てが販売数量の増加と人件費の減少だったとしましょう。
こうしたときデータテーブルで販売数量を人件費をそれぞれ5つずつ設定しますと、計25通りのシミュレーションができるはずです。そのシミュレーションを一瞬で行ってくれるのがデータテーブルです。
一般的にデータテーブルで行えるのは感度分析です。つまり、変数を1単位動かしたらゴール値がどれだけ変化するのかという感度をデータテーブルで分析できるというわけです。
今回のyoutube動画はCVP型モデルを使い、インテグラート社のディシジョンシェアを使い、CVP型モデルの項目を感度が高い順番に把握する。そして、感度が高い項目がわかったら次にはのExcelデータテーブルを使い、感度が最も高い2つの項目を変化した場合のゴールたるCFがどれだけ変化するのかというシミュレーションを行ってみました。
Excelのシミュレーションツールの一つのデータテーブルについて解説しました。データテーブルは2つの入力変数(売上高でいえば数量や単価)の数字の変化によって、結果がどう変化するかを一覧して可視化するツールです。初めてデータテーブルにふれたときは感動しました!!